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お子さんの学校歯科健診

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前回は学校歯科健診の目的や検診結果表のみかたなどをお話しました。

今回は、健診後のことでお話を進めてゆきますね。

 

健診結果で「異常なし」だったのに、かかりつけの歯医者さんに行くとう蝕があると指摘された。

かかりつけの歯医者さんに定期的に通院しているのに、健診でう蝕を指摘された。

こんな経験はありませんか?

 

これには様々な理由が考えられます。

 

学校で受けるのは健診ですが、これは目視でのスクリーニング検査です。

スクリーニング検査なので、特定の疾患、あるいは疾患疑いを早期に発見することを目的にしています。

また、数多くの健診項目を、限られた時間、限られた機材で行う必要があります。そのため、

歯科医院で行うようなキメ細かい検査をする想定にはありません。

また、目視のみでは例えば、歯と歯の間の小さなう蝕まで検知、確認をすることは困難です。

 

 

一方、歯科医院で受けるのは検診あるいは検査です。これには目視以外にもさまざまな検査を行え、

設備が整った状態で行うことができます。さらには、検査によって異変を検知し、疾患に対して診断を下し、

その対応方法(治療方法)を検討、決定してゆきます。

明るい照明、レントゲンなどの画像診断、お口の中を確認しやすい体勢など、

設備、環境が整った状態はとても重要です。

検査、診断、治療を目的としているので、

 

このように、「学校での健診」と「歯科医院での検診」は目的、方法が大きく異なります。

 

また、健診を受けた時点、歯科医院を受診した時点から、時間の経過とともにお口の中の状態も変化します。

その時は何ともなくとも、時間とともに悪い方向に変化する可能性もあります。

 

 

これらのことから、「定期的に歯科を受診しているのにう蝕を学校歯科健診で指摘された」、

「学校歯科健診では何も言われなかったのに歯科医院でう蝕を指摘された」につながると考えられます。

 

健診結果の紙に「異常なし」とあった場合でも、「これで大丈夫!」と安心するよりも、

あくまで「目安」と考えた方がよいと思います

 

学校歯科健診はう蝕以外にも様々な項目をチェックしています。

健診の流れを説明します。

(1)姿勢・顎顔面全体のバランスを観察・検査

 

(2)口周囲・口腔内を観察、診査

→口唇、口角、舌、舌小帯、口蓋、口腔粘膜

 

(3)歯並び・噛み合わせ・顎関節

→異常無し、要観察、要精検

 

(4)歯垢(プラーク)の付着を診査

→ほとんどなし、歯の1/3以下、歯の2/3以上

 

(5)歯肉の診査(発赤、腫張、出血など)

→異常無し、要観察、要精検

 

(6)歯の診査(小窩裂溝(噛み合わせの面の溝)、平滑面)

→現在歯、要観察(CO)、要治療(C)

 

これは流れの一例ですが、短時間で多くの項目を確認しています。

 

学校歯科健診はスクリーニング検査で、異常の早期発見を目的としているので、

上記のようにチェック項目は多岐に渡ります。

 

例えば、歯垢(プラーク)の付着が多ければ、歯肉炎、う蝕に移行する危険性が高くなります。

また、姿勢、顎顔面のバランスは噛み合わせ、悪習癖の発見につながります。

 

「健診結果の紙」を渡されましたら、先延ばしにすることなく、歯科受診することをお勧めします。

また、ご家庭でお気づきになられた点、気になることがありましたら

相談もかねての早期の受診もお勧めします。

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