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歯ブラシの汚染

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歯ブラシの交換は1か月を目安に推奨しています。

その理由は、歯ブラシの毛先がひらくと清掃の効率が低下するからです。

実は、他にも歯ブラシを定期的な交換を推奨する理由があります。

それは、歯ブラシに細菌が付着しているからです。

 

そもそも、お口の中には600~700種類の細菌が生息し、唾液1ml中に108~10個もの

細菌が存在すると言われています。

これら大量の細菌が、独自の細菌集団「細菌叢(フローラ)」を形成しています。

腸内であれば「腸内フローラ」と呼ばれ、ヨーグルトに関連して聞かれたことがあると思います。

お口の中にも腸内と同じようにフローラを形成していて、「口腔フローラ」といいます。

 

口腔フローラと腸内フローラ、それらの全身との深いかかわりなどは別の機会でお話をしますね。

 

その口腔フローラですが、歯磨きのたびに歯ブラシにはフローラ中の細菌が付着します。

アメリカの文献によると、歯ブラシに約100万個の細菌が付着しているという報告もあります。

口腔フローラには強い病原性を持つ細菌はいないと言われていますが、誤嚥性肺炎の原因になりえます。

もちろん、う蝕や歯周病の原因になる細菌も含まれるため、強い病原性がないとは言え、注意は必要です。

そして、みなさんは歯ブラシをどのように保管されていますか?

使用後はしっかりと洗っていますか?

使用後の歯ブラシには、食べかすやプラーク、歯磨剤のかすなどが残っていることがあります。

また、消毒(熱湯、次亜塩素酸、アルコール)は歯ブラシの変形を招くため、メーカーも推奨していません。

保管場所ですが、浴室、戸棚の中などの湿った、あるいは風通しの悪い環境での保管は細菌を繁殖させてしまいます。

歯ブラシを共用することはないと思いますが、水平感染を起こすため非常に危険です。

また、歯ブラシどうしが接触しても汚染が広がります。

          

 

使用後の歯ブラシは

・しっかり洗う:ブラシ部分の食べかす、プラークを洗い流す。

ブラシに絡んだ食べかすはつまようじなどを使用して取り除く。

・しっかり乾燥させる:ブラシ部分に細菌を繁殖させない

・歯ブラシどうしをくっつけて置かない

などの工夫が必要です。

そして、定期的に新しいものへ交換することが必要になります。

汚染と聞くと少し怖い気もしますが、適切に扱うことで心配はありません。

お口と体の健康維持のためにも、歯ブラシの定期的な交換と適切な保管を心がけましょう。

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