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歯磨きと手の運動能力の関係

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休校が続き、生活のリズムがつかみにくい状況が続いていますよね。

 

今回は、歯磨きと手の運動能力の関係をテーマに考えます。

 

手の運動能力といっても単に、手先が器用、不器用ということではありません。

年齢に相応した手先の微細な動きがあり、それは歯磨きと大いに関係しています。

      

乳幼児期から小学校の学童期までのお子さんの様子を思い浮かべてみてください。

投げる、歩く、走る、ジャンプするなどの動作はどんどん発達、上達していきますよね。

少し専門的になりますが、「スキャモンの発育曲線」では、神経系型は6歳頃までに成人の

90%程度に発育し、12歳頃に発育が完了するとされています。

神経系型とは「脳、脊髄、視覚器、頭囲」の発達で、体を動かすこと、リズム感などの運動能力に関係します。

 

 

歯磨きという動作を発育曲線から考えてみます。

1~2歳ではゴハンはつかみ食べ、あるいはスプーンなどもグーでギュッとつかむ感じですよね。

この時期の歯磨きはおうちの方がされます。お子さんはマネ、ごっこ程度でしょうか。

 

3歳前後になると、スプーンを使うことは上手になっていますが、絵を描く様子などをみると、

上手になったとは言え、手を緻密に動かしているとまでは言えませんよね。

やはり乳幼児期の手の運動能力ではお口の中の全ての部分を磨くことは難しいと言えます。

そのため、おうちの方の仕上げ磨きが必要となります。

 

5~6歳頃はどうでしょう。お箸を使いこなし、絵や字を上手にかくようになってきます。

描いた字や絵をみると、手の動きも緻密さがみられるようになってきます。

このことは、お口に中のどの部分も磨くことができる手の運動能力が備わるということになります。

つまり、手を緻密に動かせなければ、おくちの中のあらゆる部分をしっかり磨けないということを意味します。

       

このように、手の運動能力と歯磨きは大いに関係しています。

幼児期は何でも自分でしたがりますが、全ての部分を磨けるまではおうちの方の仕上げ磨きが必要です。

学童期になると上手に磨くことができますが、磨き方をマスターしていなければ磨き残しがでてきます。

歯並び、歯の大きさなど、お口の様子や状態によって歯磨きのポイントはみなさん異なります。

それぞれの年代で、お子さんに合った歯磨きの方法をみつけるためにも歯科の定期的な受診は大切です。

気になる点などありましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

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