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大阪市福島区福島駅の歯医者【やました歯科医院】

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いい歯の日 ~11月8日 歯の健康週間です~

大阪市福島区 やました歯科医院です

 

11月8日は「いい歯の日」です。

平成5年から日本歯科医師会が、

「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい」

という願いを込めて、厚生労働省とともに「8020運動~80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」を

推進しています。その「8020運動」の一環として、11月8日を「いい歯の日」と設定しました。

 

お子さんのおられるご家庭では、学校からのお知らせプリントなどで

歯の健康週間などの取り組みで案内などがあるようです。(ひみこの歯がいーぜなど)

お子さんから大人、そしてご高齢の方まで、むし歯予防・歯周病予防を心がけたいですね。

 

そこで今回は、よく噛んで、食べることの大切さを考えてゆきます。

※むし歯の成り立ちなどは過去のブログを参照してくださいね。

どうしてむし歯ってできるのでしょうか???

 

1)よくかんで食べましょう!

よく噛むことの効果

1 脳の中の満腹中枢が刺激されて満腹感を感じ、食べ過ぎを防ぎます。

2 唾液が出て、食べ物の飲み込みや消化・吸収を助けます。

3 食べ物本来の美味しさを感じることができ、味覚が発達します。

4 顔の筋肉が発達すると、言葉を正しく発音できるようになり、顔の表情も豊かになります。

5 あごの筋肉を動かすことで脳の血流が増え、脳を活性化します。

6 歯の表面が磨かれ、唾液もよく出るようになり、虫歯や歯周病を予防します。

食事の時にしっかり噛むことは、いいことばかりですね。

 

でも、噛む回数はそれほど多くはないようです

農林水産省のデータですが、

1回の食事の咀嚼回数と食事時間を調べた報告によると、戦前の食事は1420回噛み、

約22分だったのに対し、現代の食事は620回で約11分と、噛む回数、食事時間とも

半分に減っているそうです。

噛む回数が減ると、上記のいいことが発揮できなくなり、

むし歯、歯周病にかかりやすくなります。また早食いは肥満の原因にもなりえます。

食事の際、ひと口に30回以上噛むことを推奨されていますが、

実際には10~20回と言われています(日本歯科医師会)。

 

2)噛む回数を増やすための工夫をかんがえてみましょう!

①噛み応えのある食べ物をたべる

・かたいもの

・繊維質が多いもの

・よくかまないと食べられないもの

※ かみごたえのある食品
玄米や雑穀ごはん、ゴボウ、たけのこ、きのこ類、小松菜、もやし、イカ(するめ)、豆類、昆布、油揚げ、りんごなど。

②噛み応えをアップさせる

・かたさが増すほど、かむ回数が多くなります。

・料理の具が大きいと、自然とよくかむことができます。

・水分を加えない、焼き魚などはよくかむ料理です。

③飲みもや汁物などの水分で流し込まない

・食べる際に食べ物をよく噛まないで、水分で流し込みながら食べる習慣を付けないようにしましょう。

※公益社団法人北海道学校給食会参照

 

お口の健康を維持するためにも、むし歯・歯周病の予防は大切です。

そして、行政でも歯周病予防の取り組みを積極的におこなっています。

例えば大阪市では、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の市民を対象に、

500円で受けられる歯周病検診を実施しています。

やました歯科医院も実施施設ですので、お気軽にご相談くださいませ。

 

むし歯や歯周病でしっかり噛むことができない場合には、歯医者さんで治療が必要となります。

「いい歯の日」にちなんで、噛むことの大切さを再確認して、

かかりつけ歯科医を持って定期的に受診し、ご家庭での口腔ケアを行うことで、健康な歯を維持しましょう。

そして、食事時はしっかりと噛むよう心掛けたいですね。

 

 

 

大阪市福島区 助産師のいる歯科医院 福島駅、新福島駅からすぐ近く

(当歯科医院の特徴やコンセプトはコチラをご覧ください⇒https://yamashita-dnt.com/ )

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