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やました歯科医院では初めてご来院いただく患者様に限り、インターネットからいつでもご予約いただけます。必ず以下の注意事項をお読みの上ご利用ください。
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大阪市福島区 やました歯科医院です。
歯磨きの道具シリーズ 今回はデンタルフロス(糸ようじ)について考えてゆきます。
※歯磨きの道具シリーズ:他はコチラを参照⇒ 電動歯ブラシはどう選ぶ??? 手で磨くよりもいいの?
デンタルフロス、糸ようじと呼び方は異なりますが、歯と歯の間の汚れを落とす清掃道具です。
適度な長さを自分でカットするもに、すでに柄(持ち手)がついているものなど
さまざまありますよね。
欧米で一般的であったデンタルフロスは糸の両端を両手の指にそれぞれ巻き付けて
清掃をするタイプでした。これには慣れが必要であります。
1980年代に小林製薬さんがプラスチックホルダーに糸を張り、反対側にはピック(爪楊枝)を
設けて、デンタルフロスと爪楊枝を融合させたフロスアンドピック(糸付きようじ)を発売しました。
「糸ようじ」という商品名で今にも続いているロングセラー製品となっていますよね。
デンタルフロスを使うほうがいいのか、使わなくてもいいのか?
⇒使ったほうがいいと思います。
歯ブラシでブラッシングをすると、歯垢の除去率は50~70%とされています。
デンタルフロスを併用することで、90%程度まで歯垢の除去率を高めることができるとされています。
そのため、むし歯、歯周病をはじめとするお口の疾患を防ぐ効果が高くなります。
さまざまなお声について考えてみました!
毎日したほうがいいの?
⇒歯垢(プラーク)は数時間で形成されてしまいます。1日1回は使用をお勧めします。
歯ブラシで歯磨きをするたびにフロスはしたほうがいいの?
⇒毎回のブラッシング時に行うことが理想ですが、なかなか難しいこともありますよね。
まずは習慣づけるところからしてみましょう。続けることは大切ですので。
歯磨きの前と後ではどちらがいい?
⇒歯ブラシで取り切れない歯と歯の間の汚れを取り除くことが目的です。
前後のどちらでもよいと思われますが、大まかな汚れを落とす歯磨きの後に
することをお勧めすることが多いようです。
歯の隙間は広がらない?
⇒糸を通すだけですので広がりません。
硬さがある食べかすが残っているほうが歯並びなどに影響する可能性があります。
ちょっと難しいのよね・・・・
⇒デンタルフロスを指に巻き付ける方法はある程度の修練が必要です。
柄付きのもの(糸ようじ)を試してみましょう。また、鏡を見ながらすることもお勧めします。
歯肉にグサッと刺さりそうで怖いなあ・・・
⇒刺さる時はありますし、出血することもあります。できるだけゆっくりと
のこぎりのように往復させてゆっくり使用しましょう。
歯と歯の間の歯肉は歯間乳頭といい、痛みを感じる痛点が少ない部分ではあります。
使用後のフロスは洗ってまた使えますか?
⇒歯垢(プラーク)は細菌の塊です。衛生面を考慮すると、1回での使用をお勧めします。
さまざまな種類のデンタフロスが市販されています。
お口の健康のためにも積極的に使用してゆきたいですよね。
詳しい使用方法などは歯医者さんで一緒に勉強してゆきましょう!
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