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やました歯科医院では初めてご来院いただく患者様に限り、インターネットからいつでもご予約いただけます。必ず以下の注意事項をお読みの上ご利用ください。
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大阪市内の小学校でも、今年度の歯科健診が実施されている様です。
また、すでに受けられたお子さんもいるかと思います。
今回は、「上手に歯磨きができるようになろう」をテーマにお送りします。
ポイント その1 歯ブラシの持ち方
・歯ブラシはえんぴつ持ちをしてみましょう。
・毛先が広がらない程度の力で磨きます。
約150gの力と言われています
※強い力で磨くと、歯肉を傷つける恐れがあります。
また、歯ブラシは毛先をしならせることで清掃の効率がよくなります。
強い力では歯ブラシがしならないので、磨き残すことが多くなります。
ポイント その2 歯ブラシの動かし方
・歯1~2本ずつ磨きます
・小刻みに歯ブラシを動かします
「スクラッビング法」
毛先を歯面に90°の角度で当てて磨きます。
「バス法」
毛先を歯面に45°の角度で当てて磨きます。
※お口の中の状態でスクラッビング法、バス法を使い分けるとよいでしょう。
大切なことは、歯面にしっかり歯ブラシを当てることです。
ポイント その3 磨き残しが多い部分
・磨き残しが多い部分は「歯と歯の間」「歯と歯肉の境目」です。
磨き残しが多い部分は特に丁寧に磨きましょう。
フロスを使用することも効果的です。
いかがでしたか?
「磨いているけれど、ちゃんと磨けていない」がないようにしたいものですね。
よくある質問、疑問をまとめましたので参考になれば幸いです。
問1)仕上げ磨きはいつまですればいいの?
答1)あくまで目安ですが、小学校3~4年生まで。
大人の歯並びになるのは小学校高学年から中学生です。
すべての部分を磨くだけ、手先が器用になるのは8歳頃と言われています。
また、乳歯と永久歯が混在してる時期は、歯磨きにもテクニックが必要です。
可能であれば生え変わりが終了するまで仕上げ磨きをしていただきたいです。
それ以降の年齢でも、お子さんが一人で磨いた後は、保護者のチェックがあれば安心です。
⇒ ⇒
小学生になったら、仕上げ磨きから点検、確認を続けて、自立をサポートしてゆきましょう。
問2)歯ブラシはいつ交換するの?
答2)一か月を目安に交換してください。(過去ブログもご参照ください)
毛先が少し広がるだけでも、清掃の効率は大幅に低下します。
また、長らく使用していると雑菌が繁殖して不衛生です。
いつ交換したか分からなくならないようにも、一か月を目安に交換しましょう。
問3)大人用歯ブラシを子供に使っても大丈夫?
答3)子供には子供用の歯ブラシを使用してください。
子供用歯ブラシは、子供の歯、お口の大きさ、手の大きさなどを考慮した設計です。
大は小を兼ねるとは言いますが、大人用では歯並びに合わせてしっかりと歯ブラシの毛先を
歯面に当てることは難しいことがあります。
6~12歳用、生え変わり用などの記載がありますので、参考にして選んで下さい。
問4)デンタルフロス(糸ようじ)は使った方がいい?
答4)使用をお勧めします
大人でもデンタルフロスは面倒だなと思われがちです。
歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは除去しきれません。
デンタルフロスを併用すると効果的です。
乳歯はその構造上、歯と歯の間のう蝕が発生しやすくなっています。
また、生え変わりの時期は乳歯がグラグラすることで、食渣が挟まりやすく、
隣り合う歯どうしがう蝕になりやすい状況です。
デンタルフロスの使用はう蝕予防、歯周病予防にも効果的です。
※毎食後が理想ですが、なかなか難しいですよね。
ますは就寝前の歯磨き時に使用してみましょう。
問5)フッ素は歯にとっていいの?
答5)フッ素は歯を守ってくれます。(過去ブログもご参照ください)
フッ素は歯にとって3つの働きがあります。
①再石灰化を促進する
②歯の質(エナメル質)を強化して酸に対して溶けにくくする
③う蝕原因細菌の活動を弱めて、酸の酸性を抑制する
フッ素を使ったう蝕予防の方法
・自宅でフッ素配合の歯磨剤を使用する
・歯科医院で定期的にフッ素を塗布する
・フッ素洗口液でうがいをする
フッ素はう蝕予防に効果的です。ご興味ある方は歯科医院を受診の際にご相談ください。
ご家庭で毎日使用する低濃度のフッ素、歯科医院で定期的に塗布する高濃度のフッ素などがあります。
いかがでしたか
学校歯科健診がCOVID-19の影響で例年よりも遅れています。
もし、健診で歯科受診を指導された場合には早い目に受診されたほうがいいと思われます。
また、歯科健診後に問題なしと結果があったとしても、
設備、条件が整った歯科医院での精密な検診、さらには現状の健康な状態を維持するためにも
歯科受診をおすすめします。