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大阪市福島区福島駅の歯医者【やました歯科医院】

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これってむし歯???

お子さんの歯磨きは普段、どのようにされていますか?

 

お子さんの年齢によって歯磨きの方法はかわりますよね。

乳幼児の頃はおうちの方のひざに寝かせての歯磨き。

お子さんがなんでも自分でやりたがる時期では、おうちの方がされる仕上げ磨き。

その仕上げ磨きも、ひざに寝かせる、お子さんが立った状態などいろいろですよね。

そして小学生になれば、お子さんに歯磨きを任せているなど、お子さんの歯磨きは様々です。

 

一度、明るい状態で乳歯の表面をよく観察してみて下さい。ツルツルとして輝きはありますか?

きれいな乳歯ですね(ライオンさんから参照しました)

 

 

もし、輝きがない、くすんだ様子ならば少し注意が必要です。

また、歯と歯肉の境目に、いくら磨いても落ちない ‘帯状の白色’ がある、

乳歯の奥歯の溝が黄色っぽいなど、乳歯の変色なども注意が必要です。

 

乳歯が生えて間もない時、乳歯が生えそろった時期(2歳頃)は乳歯の表面はツルツルと輝いています。

でも、食生活の変化(特に甘味など)で歯垢(プラーク)が付きやすくなるとその輝きは失われます。

その原因は、歯の表面のエナメル質が脱灰しているからです。

つまり、初期むし歯の状態にあります。

 

むし歯と一口に言っても、削って詰め物が必要な状態、経過をみることができる状態など様々です。

でも、むし歯は進行しますので、現状の確認、原因の探索、対応方法など、歯医者さんの介入が必要です。

 

もし、お子さんの歯の表面にくすみ、あるいは帯状の白色をみかけましたら、お早いめに

歯医者さんに相談してくださいね。

 

 

 

 

昭和から平成初期までのむし歯治療は「削って詰める」でした。

歯磨き習慣の浸透、歯磨剤およびフッ化物の応用、キシリトール製品の浸透など、

様々な要因でむし歯は減少傾向になり、一人あたりのむし歯の数は大幅に減りました。

平成になってから、むし歯治療は予防することが中心となりました。

 

いったん削ってしまった歯は元に戻りません。

むし歯になった部分は元通りには回復しません。

そのため、現在のむし歯治療は予防と削る量を最小限することが中心となっています。

 

上述のような、初期むし歯はどうでしょうか。

以前であれば、削って詰め物をしていました。しかし、詰め物は人工物であるため、

何年、何十年もの耐久性はありません。数年すると、不具合が生じることが多くなります。

再治療となるのですが、ここでまた歯を削ることになります。

つまり、歯は削ると、どんどん削ることになってしまうのです。

 

不必要に削ることがないように、初期むし歯かなと思われましたら早め受診をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

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