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やました歯科医院では初めてご来院いただく患者様に限り、インターネットからいつでもご予約いただけます。必ず以下の注意事項をお読みの上ご利用ください。
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歯ブラシはいつ頃に交換をされていますか?
あるメーカーの調査では、大人は平均7回/年だそうで、だいたい2か月弱は使用していることになります。
「毛先がひらいた時は交換」とみなさんよくご存じかと思います。
しかしながら、下の表はあるメーカーの研究報告です。
驚くことに、少し毛先がひらいただけで、汚れを落とす効率が大きく下がっています。
いつもと同じように歯磨きをしても、毛先がひらいた歯ブラシではしっかり磨けないことが分かります。
これではせっかく歯磨きをしても、むし歯、歯周病になってしまうリスクがありますよね。
歯ブラシも使用するにしたがって、毛の部分の弾力が失われてゆきます。
そのため、上の表のように汚れを落とす効率が低下してゆきます。
歯ブラシの交換時期は毛先がひらいた時、もしくは
1か月(4週間)を目安に交換することをお勧めします。
月が変われば交換と目安にするのも一つですね。
現在、広く推奨されている歯磨きの方法は、スクラッピング法といいます。
鉛筆やペンを持つように歯ブラシを持ち、ブラシは歯面に90°に当て、
歯を一本ずつ磨くイメージで小刻みにブラシを動かす方法です。
歯ブラシ、歯磨剤の宣伝広告でも見かけるあの動きです。
スクラッピング法は歯ブラシの毛をしならせることが重要で、毛の部分の弾力が低下すると
先ほどの理由から、清掃効率も低下してしまいます。
お子さんの歯ブラシの交換はどうされていますか?
小さいお子さんはおうちの方が磨かれるとき、歯ブラシをよく噛みます。
仕上げ磨きの時期のお子さんでも歯ブラシを噛むことはあります。
学童期のお子さんでも、歯ブラシを噛んでいることがあります。
歯ブラシを噛むと、毛先はすぐにひらいちゃいますよね。
もったいないと思われますが、
毛先がひらいたと感じれば、1か月経っていなくても交換時期です。
さらに、お子さんの仕上げ磨きですが、ついつい歯ブラシを噛んでしまう場合、
お子さん用と仕上げ磨き用の2本ご用意されてはいかがでしょうか。
仕上げ磨き用の歯ブラシは下の写真のようなものがあります。
仕上げ磨き用歯ブラシの特徴
・ブラシ(毛)の密度が高く、コシが適度にある
・ヘッドが小さく、奥まで届きやすい
・大人が持ちやすい長めの柄
歯ブラシは、歯とお口の健康を守る歯磨きに必要なものですし、定期的に交換が必要です。
つい忘れてしまう、まだ使える、歯ブラシ交換のタイミングが分からないなどがありましたら、
毎月の始めなどでの定期的な交換を心がけましょう。