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大阪市福島区福島駅の歯医者【やました歯科医院】

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お子さんの「夜間の歯ぎしりがすごく心配」というお話

大阪市福島区 福島駅・新福島駅すぐ 山下助産院併設

やました歯科医院です

 

夜間の歯ぎしりは音が大きく、ギリギリと歯が削れるような音がするので、心配になられることが多いようです。

小児の患者さんの保護者から、「夜寝ている時にすごく歯ぎしりをして心配です」ということはよく伺います。

今回はお子さんの歯ぎしりについて考えてゆきますね。

 

歯ぎしりには3つのタイプがあります。
①グラインディング:上下の歯をギリギリとすりあわせる(最も一般的なタイプ)
②クレンチング  :上下の歯をグッと強い力で食いしばるタイプ
③タッピング   :上下の歯をカチカチと小刻みに噛みこむタイプ

とくに①と②は過度に力がかかります。

食事中で奥歯に噛む力は成人男性で60㎏、女性で40㎏程度です。

寝ている時の歯ぎしりは歯には250㎏、顎骨には500㎏くらいの荷重がかかると言われています。

小児の場合、成人ほどではないにしていも、荷重はかかります。そして①グライディングが多くみられます。

ここまでのお話を聞くと、やっぱり不安になりますよね。

 

実は、夜間の歯ぎしりは小児では4.9%~49.6%、成人では5~10%で、

成人よりも小児によくみられるという報告があります。1)

また、歯ぎしりは乳歯が前歯が生えそろう生後8か月頃から始まり、

6歳をピークに自然になくなってゆくという報告があります。2)

実際に相談を受けるのはお子さんが2~3歳頃が多く、小学校に入る頃の年齢では少なくなる傾向があります。

 

原因はストレスなど様々な要因が考えられていますが、

どのようなメカニズムで生じているか詳しいことは現時点ではわかっていません。

大人の歯ぎしりはストレス、睡眠時無呼吸症候群、顎関節症などとの関連が指摘されています。

小児の場合、生え変わりの歯の位置を決めようとする生理現象とされています。

それは、噛む位置が未決定なため、成長とともにかみ合わせの変化に合わせるために、

歯をすり合わせて噛みやすい位置を探しているからとされています。

 

そのため、成人の歯ぎしりと違って

小児の歯ぎしりは生理現象のため、つよく心配されることはないと考えられています。

 

しかしながら、歯の咬耗(すり減り)によるかみ合わせの不安定やエナメル質の亀裂(割れる)、欠ける、

大きくすり減ることで歯の神経が露出する、乳歯が本来の生え変わりよりも早く脱落する、

顎関節や咀嚼筋の痛みなど、あきらかに異常が認められる場合もあります。

 

やました歯科医院での小児の歯ぎしりについて以下のことを基本にしています。

・大きな音がすることも多いのですが、生理現象のため様子を確認してゆきます。

・生理現象とは言え、歯が折れることはありませんが、すり減ることもあります。

・おうちの方としてはやはり不安があると思いますので、お口の中の写真撮影も行い、

かみ合わせの変化を定期検診を通じて診てゆきます。

・異常がみられる場合は対処してゆきます。

 

小児の歯ぎしりが生理現象とはいえ、やはり心配になりますよね。

異常などがないかなど、かかりつけの歯科医院でご相談されることをお勧めします。

 

大阪市福島区 助産師のいる歯科医院 福島駅からすぐ近く 助産師相談室 山下助産院

(当歯科医院の特徴やコンセプトはコチラをご覧ください⇒https://yamashita-dnt.com/ )

 

参考文献

1)田村康夫:TCH(tooth contacting habit)を考えるー異常習癖の最新情報ー小児のブラキシズムとその対処方法

小児歯科臨床23(4):6-15、2008

2)Tachibaba M et al :Associations of sleep bruxism with age, sleep apnea and daytime problematic behaviors in children.

Oral Dis. 22(6):557-565, 2016

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