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大阪市福島区福島駅の歯医者【やました歯科医院】

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つらい口内炎への対処法

口内炎って出来るとつらいし、困りますよね。

痛い、しみるなどで食事、水分を摂ることも大変なときもありますよね。

 

軟膏を塗布して安静にすることが一般的ですが、もっと積極的に治療をすることができます。

それはレーザー治療です。

 ヨシダ社製(opelaser pro)

当歯科医院で導入している炭酸ガスレーザーは口内炎の治療にも応用できます。

とはいうものの、レーザーを当てると完全に治るというわけではありません。

口内炎の表面をレーザーでかさぶた(少し硬めのフタ)を作ります。

また、レーザーの熱による消毒効果があります。

フタと消毒効果で、つらい症状(痛い、しみる)の緩和と治癒の促進をはかります。

 

口内炎は何日かすると自然に治ってくるものの、それまでの間は何かとつらいですよね。

試してみる価値はあると思います。

気になる方はお気軽にご相談ください。

 

 

 

口内炎と一口に言っても注意が必要な場合があります。

口内炎のことを考えてゆきましょう。

 

・口内炎ってなに?

口の中や周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。

いくつか種類がありますが、もっとも多いのが「アフタ性口内炎」です。

はっきりとした原因がわかっていませんが、体調が悪いときにできやすいことが知られています。

・口内炎の種類

1)アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)

一般的にもっとも多くみられるます。

原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れによる免疫力の低下

睡眠不足栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)などが考えられています。

アフタ性口内炎にかかると、赤く縁取られた2~10mm程度の丸くて白い潰瘍が、

ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生します。小さなものが2~3個群がって発生することもあります。

普通は10日~2週間ほどで自然に消滅してあとは残りません。

なかなか治らないとき、範囲が広いとき、何度も再発するときは、

ベーチェット病などほかの病気の一症状であったり、くすりが原因の場合もあるので、注意が必要です。

 

2)外傷性口内炎

義歯や矯正器具が接触する、ほおの内側を噛んでしまったりしたときの細菌の繁殖、

熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。

口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。アフタ性とは異なり、境界が不明瞭で、

唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。

また、味覚がわかりにくくなることもあります。

 

3)ウイルス性口内炎

ウイルスが原因で起こる口内炎もあります。

単純ヘルペスウイルスの感染が原因の「ヘルペス性口内炎(口唇へルペス)」は、

主に唾液などの接触感染や飛沫感染によって感染します。

ほかにも梅毒・淋病・クラミジアなど、性感染症(STD)による口内炎が知られています。

またカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌は、もともと口の中に存在する常在菌のひとつですが、

免疫力が低下したりすると増殖し、「カンジダ性口内炎」を発症することがあります。

ウイルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小水疱が形成され、

破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みが伴うことがあります。

 

 

・口内炎と間違えやすい疾患

1)舌がん

口腔がん(お口の中のがん)で半数以上を占めます。

主に舌の縁に現れます。 初期は痛みがないため見過ごされやすいとされています。

早期に治療すれば、90%が治るといわれています。

 

2)白板症

がん化する可能性が高い「前がん病変」という状態です。

粘膜が白く変化してただれを伴うこともあり、カンジダ性口内炎に似ています。

口の中のあらゆる部位にできますが、特に舌の縁に現れた場合は舌がんに

移行するリスクが高いため、 注意が必要です。

 

 

舌がん、白板症は口内炎と違って自然治癒することがありません。

大学病院、市中病院の口腔外科での治療が必要となります。

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