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大阪市福島区福島駅の歯医者【やました歯科医院】

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水分補給とむし歯 小児歯科、こどもから大人まで

大阪市福島区のやました歯科医院です

 

梅雨時期ですっきりしない天気が続いていますね。

ジメジメと湿度が高くなり、さらにこれからは気温も高くなるこの季節、

しっかり水分補給をすることは熱中症対策として大切と言われています。

 

気温の高い日は多量の発汗もあり、お子さんに限らず、水分補給は重要です。

そして、運動時の発汗には、水分に加えて塩分の補給も必要になります。

脱水症状は進行すると、体温調節ができなくなり、熱中症になる可能性があります。

 

今回は、水分を摂ることと、むし歯予防などの注意点のお話をしてゆきますね。

 

まずは水分補給

一度に大量の水分補給をすると、体内の電解質のバランスが崩れて体調不良を引き起こすと

されています。ノドが渇く前に、かつ、こまめに水分補給をすることが大切です。

 

特に乳幼児は汗腺が未発達なため、体温調節がうまくできないことから

服装の注意、様子の観察、暑さに慣れるなどとともに、こまめな水分補給が重要になります。

ノドの渇きに応じて適度な水分補給ができる能力を磨く必要があるそうです。

また、高齢になると脂肪が付きやすくなる分、体の水分の割合が減少します。

さらに、腎機能、心肺機能が低下しがちであるため、

熱中症のなった場合、より重症化しやすいそうです。

 

ノドか渇いていなくても、こまめな水分補給は重要になりますね。

 

飲み物とむし歯の関係

いままでのブログでも、むし歯の原因などを解説していました。

(過去ブログはコチラ⇒スポーツ飲料とう蝕

 

糖分が多い飲料水は、お口の中のpHが酸性に傾きやすくなり、歯の表面のエナメル質が

脱灰といって溶けやすい状況になります。

普段は唾液などで素早く中性近くまで中和をしてくれるのですが、

暑い季節は体の水分量も減っていることなどから、唾液の量も少なくなりがちです。

唾液の量が少ないと、お口の中を洗い流す自浄作用、pHを中性状態に保つ緩衝能が

弱まり、むし歯になりやすい状態になります。

水分の吸収を早めるためにスポーツ飲料、経口補水液などには糖分が多く入っています。

(スポーツ飲料、経口補水液とむし歯の関係はコチラ⇒スポーツ飲料とう蝕

また、炭酸飲料、果物のジューズにも糖分(果物の場合は果糖)が入っています。

 

水分補給のために飲むわけですから、まったく飲まないわけにはいきません。

飲み方の工夫をすることで、むし歯のリスクが減らせると言われています。

 

・糖分の多い飲み物の後に、お茶やお水を飲むあるいはうがいをする

⇒これによって、酸性状態に傾いたお口の中を中和してくれます

・寝る前、夜中目が覚めた時にはお茶やお水にする

⇒寝ている時は唾液の量もさらに減りますので、糖分が停滞する、酸性状態が続くことを

防止します。(お茶の利尿作用にも注意は必要ですが)

 

 

私たちは汗をかくことで体温を下げていますが、暑い時はたくさん汗をかきます。

水分は食事からも摂取でき、食事内容によりますが、一食で500mlの水分を

摂ることができるとも言われています。汁物、水分の多い野菜やくだものでも水分を摂取することはできます。

 

熱中症は生命に危険を及ぼすこともあり、これからの暑い時期の水分補給はとても大切です。

むし歯の予防も考えつつ、上手に水分補給をしたいものですね。

 

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